ミニかわロボ ルール(FY23トライアル)

企画経緯設計ポイントは別記事参照下さい。先に掲載したルールから変更はありません。
かわロボの競技規則を参考にしていますが、全く同じではありません。
本ルールはトライアルとして有効期限を半年間(2024/6/31まで)とし、それ以降は意見を踏まえて1年ごとに軽微な更新をする可能性があります。

目次

  1. 目的
  2. 審判(規制なし)
  3. リング
  4. 大会と試合方式(規制なし)
  5. ロボットのサイズ・形状
  6. ロボットの重量・使用物質
  7. ロボットの無線通信規格(規制なし)
  8. ロボットのモーター
  9. ロボットのバッテリー
  10. 脚機構・腕機構(規制なし)
  11. 禁止事項
  12. 勝敗の定義
  13. その他(規制なし)

詳細

  1. 目的
    敷居の低い大会を企画することで、ロボット競技人口増加や参加者の技術力向上を目的とする。
  2. 審判(規制なし)
    審判についてはこれを規定せず、原則セルフジャッジとする。
  3. リング
    サイズは最大でA3(300x400mm)とし、5mm程度の凹凸や柱を設ける。
    大会ごとに任意の形状として構わない。参考例として3Dデータあり。
  4. 大会と試合方式(規制なし)
    大会は規定しない。他の練習会等と併催の可能性あるが、主催者が判断する。
    試合時間2分、2本勝負、修理5分を推奨するが大会によって変更可能とする。
  5. ロボットのサイズ
    スタート時に100x150mm以下の底面積であること。高さやスタート後は規定しない。
  6. ロボットの重量
    重量は150g以下であること。
  7. ロボットの無線通信規格(規制なし)
    操縦については無線通信で行うことし、これを規制しない。一般にはRC系の通信方式(FASST、S-FHSS、T-FHSSなど)やBLE、WiFi、ESP-NOWなどがある。
  8. ロボットのモーター
    モーターについては市販されいてるマイクロサーボのみ使用可能とする。
    ・マイクロサーボとは、幅12mm(幅:最も短い辺)のものをいう
    ・個数は4つ以下とする
    ・方式は有限回転(180°)や無限回転(360°)のどちらでも構わない
    ポテンショメータを取外すなどの改造も許容する
    (大会の趣旨より1個1万円の高価なものは推奨しない)
  9. ロボットのバッテリー
    動力源については以下を使用可能とする
    ・アルカリ・ニッケル水素の3セル(重量的に単4を推奨)
    ・リチウムイオン・ポリマーの1セル(安全回路入りを推奨)
    ・1000mAh未満であること
    充電や取扱いには発火の危険性あり十分注意すること。
  10. 脚機構・腕機構(規制なし)
    リンク機構を使用しなくても構わないが、かわロボ本大会を参考にすると良い。
  11. 禁止事項
    以下について禁止する。
    ・意図的な分離や絡まり、妨害電波の発生、破壊装置の搭載
    ・針や刃など加害の恐れがある形状
    ・リング及び周囲を損傷・汚損する恐れがある部品の使用
    ・粉体や液体の噴射、特に発火装置や可燃物は一切禁止
  12. 勝敗の定義
    以下のロボットは負けとなる。
    ・走行不能の状態が10カウント継続した時
    ・リング場外部や操縦者に接触した時
    ・発煙や暴走など危険な状態になった時
    30秒停止で戦意喪失、スタート準備1分を推奨するが大会によって変更可能とする。
  13. その他(規定なし
    試合作法やリング入場、中止・取直し・優勢勝ち要件については規定しない。

変更履歴

v1.0:24/01/02

さいごに

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