企画経緯や設計ポイントは別記事参照下さい。先に掲載したルールから変更はありません。
かわロボの競技規則を参考にしていますが、全く同じではありません。
本ルールはトライアルとして有効期限を半年間(2024/6/31まで)とし、それ以降は意見を踏まえて1年ごとに軽微な更新をする可能性があります。
目次
- 目的
- 審判(規制なし)
- リング
- 大会と試合方式(規制なし)
- ロボットのサイズ・形状
- ロボットの重量・使用物質
- ロボットの無線通信規格(規制なし)
- ロボットのモーター
- ロボットのバッテリー
- 脚機構・腕機構(規制なし)
- 禁止事項
- 勝敗の定義
- その他(規制なし)
詳細
- 目的
敷居の低い大会を企画することで、ロボット競技人口増加や参加者の技術力向上を目的とする。 - 審判(規制なし)
審判についてはこれを規定せず、原則セルフジャッジとする。 - リング
サイズは最大でA3(300x400mm)とし、5mm程度の凹凸や柱を設ける。
大会ごとに任意の形状として構わない。参考例として3Dデータあり。 - 大会と試合方式(規制なし)
大会は規定しない。他の練習会等と併催の可能性あるが、主催者が判断する。
試合時間2分、2本勝負、修理5分を推奨するが大会によって変更可能とする。 - ロボットのサイズ
スタート時に100x150mm以下の底面積であること。高さやスタート後は規定しない。 - ロボットの重量
重量は150g以下であること。 - ロボットの無線通信規格(規制なし)
操縦については無線通信で行うことし、これを規制しない。一般にはRC系の通信方式(FASST、S-FHSS、T-FHSSなど)やBLE、WiFi、ESP-NOWなどがある。 - ロボットのモーター
モーターについては市販されいてるマイクロサーボのみ使用可能とする。
・マイクロサーボとは、幅12mm(幅:最も短い辺)のものをいう
・個数は4つ以下とする
・方式は有限回転(180°)や無限回転(360°)のどちらでも構わない
・ポテンショメータを取外すなどの改造も許容する
(大会の趣旨より1個1万円の高価なものは推奨しない) - ロボットのバッテリー
動力源については以下を使用可能とする
・アルカリ・ニッケル水素の3セル(重量的に単4を推奨)
・リチウムイオン・ポリマーの1セル(安全回路入りを推奨)
・1000mAh未満であること
充電や取扱いには発火の危険性あり十分注意すること。 - 脚機構・腕機構(規制なし)
リンク機構を使用しなくても構わないが、かわロボ本大会を参考にすると良い。 - 禁止事項
以下について禁止する。
・意図的な分離や絡まり、妨害電波の発生、破壊装置の搭載
・針や刃など加害の恐れがある形状
・リング及び周囲を損傷・汚損する恐れがある部品の使用
・粉体や液体の噴射、特に発火装置や可燃物は一切禁止 - 勝敗の定義
以下のロボットは負けとなる。
・走行不能の状態が10カウント継続した時
・リング場外部や操縦者に接触した時
・発煙や暴走など危険な状態になった時
30秒停止で戦意喪失、スタート準備1分を推奨するが大会によって変更可能とする。 - その他(規定なし
試合作法やリング入場、中止・取直し・優勢勝ち要件については規定しない。
変更履歴
v1.0:24/01/02
さいごに
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