かわロボ用の制御基板をJLCPCBさんで基板製作と組立もしてもらいました。常設?の$10クーポン使用して$74で、1万1千円ちょいお支払いしました。
部品は18種類で合計30個ぐらい。当然ESP32が一番高価ですが、600円ちょいです。必要数より多めに買ってる部品ありますが、確認した所 実装の都合で捨てる部品が必要だそうです(他社でもあったので一般的と思います)。
6/4発注→6/6発送→6/14到着なので10日で受取れるという驚きの速さ。配送はGlobal Standard Direct Lineでした(たしか最安で選んだはず)。
届いた基板見てみると、きれいに実装できているのが分かります。プロに見てもらいましたが、私が後付けしたピンヘッダの指摘のみでした。特にUSB-Cのピッチが狭く難易度高いので依頼して良かったと感じました。
↑ USBに何か刺さってますがMagSafe的なアダプタです。
PCBA依頼した理由とEasyEDAを使った理由
PCBA依頼した理由は、今まではピッチ都合でMicroだったので念願のType-Cというのと、制御基板不具合の理由が私の自宅リフローに起因する疑義があった為です。
さらに今回はEasyEDAという回路CADを初めて使ってみました。理由はEagleのサポートが今後切れるのと、JLC との連携=PCBAがしやすいという2点です。
Fusion360のようなクラウドで、ブラウザで軽快に動作します。詳細な説明は他記事に詳しいですが、面倒な設定せずにボタン一つでPCBA出来るのは感動モノですね。
噂通り習得も容易で、正確な期間は忘れましたが引越し準備しながら数日で作った気がします。(Eagleで作成済の基板の縮小/部品置換版なので構成は出来ており概ね作業のみ)
StdとProEditionについて
私はStdEditionを取敢えず使用しています。両方数分使ってみて、しっくり来た方を使いました。多分過去のCAD遍歴とかで相性変わるのかと思いますが、Proの方が高機能らしいので合わせるのも良いと思います。
私が困ったポイントと対処法
・部品選定時のUIが使いにくい、やや検索性が悪い
直接LCSCのサイトから検索して決めてから部番で指定しました。いずれ改善されるかもですね。
・基板の角Rをつけたい
最初頑張って自分で円弧書いてましたが、ToolsのSetBoardOutlineから出来ました。
・回路図の部品更新が反映されない
最初は諦めて引き直していましたが、Designの変更のインポートから可能でした。
・発注時に在庫が足りず再選定
在庫僅少の場合は注意。豊富なものから選ぶようにしましょう
いずれも公式チュートリアルに(英語で)書いてあるとは思いますが、目を通さずに直感的にサクッと使えるのがメリットでもあるので。。
英語と言えばEasyEDAもJLCPCBも日本語対応が進んでいるようです。まだ完全ではないですが、トラブル時に英語でチャットとかはハードル高いので今後に期待できますね。
肝心の基板の完成度は……ええと、本大会をお楽しみに…。